中川繁夫の写真集

中川繁夫の写真を掲載します。

スマホフォト-8-

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写真とは何かという問いじゃなくて、平面イメージとは何か、ですね。

絵画、複製芸術、それらの総称としての平面イメージのことです。

それぞれの制作のための方法論ではなくて、自分と平面イメージとの問題。

この問題を提起して、美術、現代美術の枠組みを捉えようと試みます。

特にネットの時代になって、見るという環境が、変化しているわけですから。

新たな捉え方が必要な時なんだと思って、考えようとしているんです。

 

スマホフォト-7-

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普段に見慣れた光景を撮っているのに違和感を感じます。

違和感とは<現実でない>という感じなのです。

フィクション、作り物、そんな感じがするのも写真だから。

現実と虚構のあいだの、ズレ、裂け目、クレバス、のようなもの。

スマホになっていっそう現実味が消えていく気がしています。

 

スマホフォト-6-

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携帯電話からスマホの時代になって生活様式が一変した感じがします。

街角の公衆電話から携帯電話になったときはまだそれを手にしていなかった。

いつごろからこんな風になったのだろうか、10年前、いやそんなに前でもない。

技術が進化して、深化して、内に溜まる感情が、外に放出される。

このツールがスマートフォンという道具なのかも知れない。

 

スマホフォト-5-

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環状線新今宮駅を降り立つと道路の向こう正面にこの建物がある。

釜ヶ崎の象徴的な建築物だと考えています。

写真に撮ると、見た人にどういうイメージで伝わるのか。

行政サイドで「あいりん地区」というこの建物の奥の方。

この建物を解体するという動きがあります。

目障りだといえば、行政サイドからいえば、そうかも知れない。

あってはならないものがここにあるのだから、と思う。

 

スマホフォト-4-

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夜の街、グリコのマーク、大阪は心斎橋か戎橋ですね。

スマホの写真縦横サイズ、これです。

アンドロイドに備わっているカメラで撮ったサイズです。

撮ったままの写真、画像をいじったりしていないと思います。

撮影は昨年の年末です。

思いのほか、よく写っているなと思っています。

 

スマホフォト-3-

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いつのまにかスマートフォンを手にして写真を撮るようになった。

iPhoneを一年間使って風景論という写真集を月に二冊、計九冊発行した。

昨年の10月からはアンドロイドのスマホを使って、これで写真を撮っています。

静止画像を得る、という言い方が適切なのかも知れません。

近年は、写真という言い方の枠が、定まらないように思えていますから。

 

 

 

スマホフォト-2-

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もともと写真は一枚で見せる一枚完結です。

ただ同じような諧調で制作されるとシリーズとなります。

シリーズものが群となり塊になってきて物語となる。

基本的には一枚完結というのが静止画・写真の特質ではないか。

この原点に戻れるのが、ここ、スマホフォトのシリーズです。

写真は何処の社だったかタイトルをつけないとわからないですね。